2012/04/10 Category : 日記 目黒川桜祭り 今日は中目黒で行われている、目黒川桜祭りに行って参りました。 この日は東京に出向く用事があり、その帰りに偶然立ち寄ったものなのですが、 目黒川の両岸に何キロも咲き誇り続いている桜並木を、良く晴れたこの春の満開の日に目に出来て、本当に幸運なことでありました。 こんなにも良い日和でしたので、川の沿道は多くの人でひしめき、たくさんの出店があり、さすがに桜「祭り」の名前そのものの様子でした。 川の上を、美しい白鷺が滑空しています! 光を受けて白く輝く白鷺が、桜の花びらの積もり流れる川の上を飛ぶ・・・ 白鷺だけでも美しいのに、なんて幽玄な光景でしょう……! こちらの写真にも、小鳥が写っています。 どこにいるか、おわかりになるでしょうか? 中央のあたりにいました。 春になると、鳥たちも本当に活発になってきて、元気そうで幸せです。 おびただしい数の桜の花びらが、川岸に積もり、水の流れに沿って、くるくると流れ出しています。 なんだか、嘘みたいな光景です。 人の手によらず、ただただ自然なものだけで完成された美しさ。 (もちろん、河川や桜を管理されている方はいらっしゃいますが) 川底の深さを感じる淡い闇に、透ける白の花びら。 蓮は泥より出でて泥に染まらず・・・という言葉がありますが、それは蓮に限ったことではないと私は思います。 花というものは、この世で一番美しいものなのではないかと私はよく思わされます。 土から生えているものなのに、花に泥がついていることはありません。 いえ、それよりも、信じられない、嘘みたいな美しさの、色と形と質感と香りのものが、自然に咲いているのです。 これはすごいことです。 あなたも、桜の花の香りを嗅いでみてください。 見ているだけでは香らず、花にとても、近づかないとその香りはわかりませんが、 近づけば確かな、信じられない程綺麗な、桜の香りがします。 10日の今日まで、夜のライトアップも行われているようです。 お近くにお立ち寄りの際は是非、おすすめです! http://