2012/08/03 Category : 日記 おすすめの絵本 本当に偶然なのですが、とても素敵な絵本に出会うことができました。 「狐」(リンク先で読むことができます) 新美南吉さんの物語に、Di-maさんという方が絵をつけられた絵本のようです。 新美南吉さんと言えば、言わずと知れた「ごん狐」で有名な方です。 ただ、ごん狐しか読んだことがないという方もまた、多いのではないかと思います。 優れた絵本作家さんの作品というのは、代表作以外の、名前の知られていない作品も本当に素敵だったりするものです。 ごん狐で胸が締め付けられるような気持ちになった方は、きっとこの作品にも感動させられると思います。 絵にもとても雰囲気があって、よく考えて描かれているのがわかります。 Di-maさんの他の絵本も、どれも本当におすすめです。 絵本というものこそ、「知名度があるから読む」というものではないのではないかと思います。 本屋さんを歩いていたり、図書館を歩いていたりして、偶然ぱっと目に飛び込んでくる。 聞いたこともない本だけど、気になる本。 気になるのが絵柄だったり、タイトルだったり内容だったり、それは様々だと思います。 それで実際に読んでみると、やっぱりすごい本だったりしますし、やっぱりなんてことのない本だったりするかもしれません。 そして、その時はなんてことのない本だと思っても、後々までずっとその絵本のことを覚えていたり、後でそこに書かれていた意味がわかったりすることもあります。やっぱりわからないこともあります。 でも、それはそれでいいのだと思います。 それが絵本というものだと思います。 絵本コーナーにいると、私は感動して涙ぐんでしまうことが多いので気をつけないといけませんね・・・ http://